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ワークインプログレス01 解体/検証
演者
役者がいない演劇は成立しうるのか
それが演劇かどうかという議論をおいておけば、限定された状況で可能である。
現在(令和元年)でも、チラシを配って終わる公演や、ロボット演劇、インスタレーション的な公演
などが存在する。
しかし、その作品群は、製作者が観客に向けて行うパフォーマンスであり、厳密に演劇としての要素を満たしきれていない可能性がある。
舞台芸術は、劇空間で、演者がそこに存在し、観客がそれを見る。というのが最低限の形であり、
演劇はその中でも、「役者」が「ドラマ」を上演する。というのが、必要条件であると定義できる。
演者とはなにか
基本的に役者と呼ばれる職業は、台本に書かれたセリフや指示を、舞台上で再現するという職能である。
観客は基本的に役者を見て、役者の声を聴いて、役者に感情移入する。演劇において非常に重要な要素である。
演者のもたらす効果とは
・観客数の増減:有名な役者を使うのは宣伝に有効である。
・観客にセリフを届ける。感情移入を行わせることができる。
・人間が演じるという不確定性が、ライブ感を生むことができる。
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